1. HOME
  2. 活動レポート
  3. 命の参観日
  4. 妙心寺(第52回 花園会少年少女研修会)

活動レポート

玉城ちはるの事後報告

命の参観日

妙心寺(第52回 花園会少年少女研修会)

【京都妙心寺さんでの命の参観日】

先日の土曜日は京都にあります
臨済宗妙心寺派の大本山で行われる花園少年少女研修にて講演をしてきました。

小学1年から6年生まで
20人の子供達と20人の保護者や関係者の方々の参加でした。

いつもの質問もより具体的に、自主的にしかも何人も、何度も手を上げて答えてくれました。
私の講演の後には自分で写経した小さな経本をいれたお守りを作る体験があるとのことで
みんなの集中力に感動しました。まだ小学1年生の子もいたのです。

優しさ貯金ゲームは、御住職のお二人とやる事になり、
私よりも色んな意味で人生の先輩方にやって貰うのは大変気が引けましたが
御住職お二人の
改善点と良いところのやり取りは、かなり笑ってしまいました。

実はコロナになる前にご依頼が来て
2年越しの講演。
本当に毎年毎年延期になってもご依頼くださった畠中御住職には心から感謝です。

さて、講演前には妙心寺を見学。
法堂の鏡天井に描かれた《雲龍図》は、狩野探幽が8年の歳月をかけて描いたとききました。
なんと!色鮮やかですが当時から修復などはされておらず、描かれた当時のままに保たれているそう。
1000年続く絵になるようにと描いたそうなので
実際もう500年近く修復しないでこの色合いならすごいことだと思います。
また、見上げる場所によって龍が空から降りてくるようにも、空へと昇っていくようにも見え、
どの角度からも目が合うことから「八方睨みの龍」という別名もあるそうです。
また、
法堂に飾られる、日本最古、文武天皇2年(698)作の国宝「妙心寺梵鐘」
別名「黄鐘調(おうしきちょう)鐘」とも呼ばれる“天下の名鐘”の音を聴かせてもらったのですが
この音色、何と同じかというと、赤ちゃんがおぎゃあと生まれる時の声と同じとのこと。
ちょうど息子のお誕生日の翌日だったので7年前の息子の産声を思い出して
本当にありがたい気持ちになりました。

みなさんぜひ人生一度でよいので
京都に行ったら
妙心寺さんに行ってみてくださいね!

活動レポート

月を選択