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活動レポート

玉城ちはるの事後報告

命の参観日

大宮開成高等学校(平和を伝える -広島出身の私ができること-)

大宮開成高校にて命の参観日を行いました。
広島に修学旅行に行くとの事で
その前に広島出身の私が思う平和についても
いつもの内容に加える形でお話をして欲しいとの事で
お話をしました。
具体的には
初めて韓国で軍隊の徴兵制をおえてから我が家に来た子たちの話や
アジア地域の情勢に緊張が走ると我が家も少し緊迫したこと。
他には、ワールドカップの時に台湾の子が日本を応援すると
韓国の子が同じ植民地なのに何故日本の味方なのだと怒ったり、
中国の留学生の子達と広島で平和活動を行ったのだけれど
中国の留学生のみんなは核兵器は必要悪だと主張し日本人の学生達は戸惑ったことなど。
だけれども同じように平和を祈り平和公園で同じ平和を願う人間として
朝から汗を流して500人の方に参加してもらっての献花をやり遂げたこと。
共同作業から生まれる共感から理解を生むこと。
平和を作ることは難しくても
平和文化の構築は出来ることなどを中心にお話をしました。
小学生にお話しするのとは少し違い
高校生ですので途中質問をしながら進めましたが
やはり回答はこちらが、おお!とうなずいてしまう事や感
心させられてしまう事もありました。
と同時に
優しさ貯金ゲームはやっぱりみんなが笑って優しくなるのがわかります。
とても素直になっていくことや
進学校でもあるので受験なども含めた進路や、
周りから評価をされていても自分自身がご自身の成績に対して満足できるか出来ないかの不安感などはあるようで
その後LINE相談をくださる人も居ました。
どの世代でもそれぞれが抱える生きる上での戸惑いや不安感。
そう言ったものを1人で抱えず
誰かに話すこと、自己開示の必要性については感じるものがあるのだなと
改めて私も勉強になる日でした。
また、
海外へ修学旅行へ行く方が多い中
コロナ禍で国内になったとしても
広島を選んでもらえたこと
またこのように事前学習までされる
開成高校の皆さんには
広島出身者として心から感謝しています。

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