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活動レポート

玉城ちはるの事後報告

命の参観日

ゲストハウス気仙沼アーバン(2023年KIFA新春講演会)

【宮城県気仙沼で命の参観日】

気仙沼市国際交流協会さんには、何度もお呼び頂き過去には唐桑小学校や中学校での講演をしてきました。
今年は気仙沼では初めて、大人の方への講演となりました。
気仙沼市国際交流協会さんの
2023年KIFA新春講演会と言うことで約80分にわたってお話をさせて頂きました。

多文化共生が何故「命の参観日」というのか?と思う方も多いかと思いますが
「命の参観日」というのは、
自分とは違う人を排除しない
『他者理解』がまず大きなポイントとなっています。
多文化共生というのは、一般的には国際交流、在留外国人の方との共生というイメージが大きいかと思います。
実際に私も留学生達と長く共同生活をして学んだ異文化理解が沢山あります。
何故国際交流が日本人同士の他者理解やコミュニケーションに繋がるのかというと、
わかりやすい違いのある外国人との交流は
「そもそも違う」というのが念頭にあるのでお互い理解しようと歩み寄りますが
同じ日本人同士、家族だから
夫婦だから
親子だから
兄妹だから
上司と部下だから、
先生のくせに何故わからないの?
親友なのになんで伝わらないのだろう?という
伝わって当たり前
空気を何故読めないのか
日本人なら普通はこうでしょう?
という思いがとても生きづらさを生んでいるとあるとき気が付きました。
ですので、日本人同士であってもより丁寧に在留外国人の人に対するように
会話をして対話をして理解をしあうという話をします。
(対話の仕方のゲームについては講演で詳しく話していますから参加してね)
国際交流の下地のある方なら感覚的になんとなくわかってもらえることも多く、
今回の講演ではいつもは話さないような話まで出来ました。
多分皆さんも、
海外の人とのコミュニケーションより、
日本人同士や家族の方が大変だと心底感じていらっしゃるだろうなというところでの
私のいつものブラックジョークがかなりウケました笑
ありがたかったです。 
また来年は、子ども達にも会える事を楽しみにしています。

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