命の参観日とは

他者を理解し、違いを認めあう。

ありがとう ごめんなさい 大好き
〜やさしさ貯金ゲーム〜

講演会詳細

玉城ちはるの「他者を理解し、違いを認め合う」多文化共生講演会です。

私は、18歳の時に父を自殺で亡くしています。側に居ながら命を救えなかったという自責の念があった23歳の頃、経済的な困難さで部屋を借りられない中国人留学生を自宅に招き入れたことをきっかけに、ホストマザーとしての活動が始まりました。そして、養護施設で育ったり、ひとり親家庭であったり、家庭環境に事情があるといった日本人も受け入れるようになりました。10年間ホストマザーとしてのべ36人の「母」を務めるなかで、異文化の者同士がともに生きることの大切さと、他者を理解し受け入れることの難しさを実感。試行錯誤しながら共同生活を切り盛りし、互いの違いを超える経験をしてきました。現在は出産を経て母となり、生きることへのさらなる想いを深める「今」です。

実感・経験した、異文化の者同士が共に生きることの大切さと、他者を理解し受け入れることの難しさを「多文化共生」という観点から「いじめ」「自殺」「人権」「社会貢献」「国際交流」などをテーマに、「命の参観日」として全国の小中高・大学、企業などでも講演会を行っています。

玉城ちはる講演会「命の参観日」では、いじめ問題、子育てに対する周囲の理解不足、職場の軋轢など、学校や会社「社会」で生じる誤解やすれ違いに対し、解決の糸口となるきっかけを作ります。 ぜひ、ご検討ください。

命の参観日PRムービー

優しさ貯金ゲーム

「命の参観日」講演会の主な構成

※ ご要望に応じて内容・順序・時間などアレンジも可。

講演の構成①:講話「ホストマザーとしての経験から見えたこと」など

ホストマザーを始めたきっかけや、使う言語が同じであっても感じるコミュニケーションの難しさ、自らの価値観、思い込みを手放して分かったこと。実際の経験を元に講演します。反響は大きく、メッセージやアンケートへの感想をたくさんいただいています。

講演の構成②:アクティビティ「優しさ貯金ゲーム」

ホストマザーとして、3階建ての一軒家に最大で8人の子ども達。さまざまな文化をもつ36人の子どもたちと暮らす中でケンカや揉め事があった時仲直りのための方法として編み出された『優しさ貯金ゲーム』。
やり方はシンプル。友達と、きょうだいと、同僚と、恋人と、夫婦で、ペアになって、手と手をつないだまま、目と目をみて、話をした後に『ありがとう ごめんなさい 大好きです』って一緒に言うだけ。
手をつなぐ距離で話をすると、照れくさいけど、誰もが素直な気持ちになって笑顔になります。互いの違いから生じた誤解やすれ違いを解きほぐすゲームです。なぜ「優しさ貯金」なのか。それは実際に経験してみてください。講演会では大好評です。

講演の構成③:ミニライブ「歌で伝える異文化コミュニケーション」

シンガーソングライターである玉城ちはるが、「命の参観日」講演会では講話中にも、たくさんの楽曲に自身の思いを綴った歌詞をのせて、他者を理解し認め合うことを歌います。
2021年4月には、また1曲増えました。聴いてください。

「ありがとう ごめんなさい 大好き」セルフライナーノーツ

シンガーソングライター玉城ちはるが、2016年から全国各地で行なっている「命の参観日」。
この講演を通して2000人を超える小中高・大学の子供たちと直接つながり、LINE相談にのるようになりました。
「学校へいきたくない」「どうやったらお母さんに愛されるのか」「死にたい行きたくない」たくさんの子供たちの声をきき、寄り添いながら過ごしてきました。この活動を行う中で、文化祭で私の曲を「カバーして歌うことで誰かの助けになりたい」と話してくれた高校生の女の子。息子を自殺で亡くしてしまい途方に暮れる中で出会った私の曲を人前で歌うようになったお母さん。
その人たちの眩い命の光が誰かの道標になる。
そのことを、出会ってきた人たちに伝えたい。
「君のその指し示す光が誰かの救いとなる」その思いを込めて作ったのがこの曲です。

ぜひ、聴いてみてください。『ありがとう ごめんなさい 大好き~君が射す光~』

玉城ちはる

(下の資料ダウンロードから歌詞カードが取得できます)

続きは、下の資料ダウンロードから詳しくご確認ください。

「命の参観日」資料ダウンロード

以下のフォームに必要事項をご入力いただければ、資料ダウンロードについてのメールが送信されますので、届くメールをご確認ください。
*印は入力必須項目です。

    玉城ちはるプロフィール

    1980年生まれ。広島県出身。19歳で上京、音楽や芸能活動を始める。24歳の時偶然の出会いから中国人留学生の面倒をみることになる。その後「自身に出来る社会貢献」としてアジア地域の留学生支援活動「ホストマザー」を10年間継続、36名の留学生を送り出し、その模様がNTV系「24時間テレビ」やNHKなどで取り上げられる。

    2014年1月この10年間の「ホストマザー」の活動が認められ、公益財団法人日本ユースリーダー協会 第5回「若者力大賞~ユースリーダー賞~」を受賞。現在、ホストマザーの経験を生かし全国の小中学校・高校・大学にて「命の参観日」講演を多数行っている。

    また、広島出身という事もあり平和活動への意識が高く、2009年自らが理事を務める「一般社団法人EACH」を設立。広島・長崎を中心に平和イベントやボランティア活動を行っている。さらに「自殺防止」「異文化コミュニケーション」「世界平和」をテーマに人権講演に呼ばれることも多い。2011年から広島安田女子大学にて非常勤講師(多文化共生)を担当している。

    執筆活動にも積極的で、2012年には自身初となる『エッセー集〜風になれば〜』(本文社刊)を発売。2015年8月には、自他ともに認める無類の餃子好きという事で、女性目線による餃子愛の詰まった餃子店ガイドブック+α『餃子女子』(タトルズ刊)を発売しベストセラーになる。読むと餃子が食べたくなる!と話題になりAmazonランキング(8/26付)レストランガイド1位を獲得。日本テレビ「ヒルナンデス!」、フジテレビ「ノンストップ」、TBS「王様のブランチ」、リクルートメシ通、日経MJ、東京カレンダー、全国のタウン誌など様々なメディアにて取り上げられる。
    2014年9月24日、初のフルアルバム『私は生きてる』にてテイチクエンタテインメントタクミノートよりメジャーデビュー。2018年4月発のBEST盤『笑って泣いて、またわらう』をリリース。

    そして、2021年4月19日、『ありがとう ごめんなさい 大好き~君が射す光~』をニューリリース。『命の参観日』の楽曲がまた一つ増える。

    2016年から始めた講演『命の参観日』。学校での開催は2021年現在70校を超え、玉城のライフワークとなっている。
    口コミだけで全国に広がり、さらには韓国、中国、台湾の大学へとアジアに広がっている。

    命の参観日ムービー紹介

    「命の参観日」 を知ってください(動画内の顔出しは許可を得て掲載しております)

    2019.3.6 南京誘電大学

    2019.9.26 台湾世新大学

    2021.1.28 小樽朝里中学校

    2020.8.1 放課後等デイ「Mklia」